商品コード; k_mosh_001; Moorish Art in Spain
[
Index |
Next Page]
k_mosh_001; Moorish Art in Spain
アンダルス(Andalus)、アル=アンダルス(アラビア語: al-Andalus)とは、イスラム世界において歴史的にスペインのアンダルシア地方を中心とするイスラーム勢力統治下のイベリア半島一帯のことを漠然と指す呼称。レコンキスタでイスラーム勢力統治領域が狭まっても、史料でキリスト教諸国の領域はアンダルスとして扱われることはほとんどなく、レコンキスタ最末期に「アンダルス」との言及があれば、それはナスル朝の領域を指す。
アンダルスの対岸であるマグリブで強勢を誇ったムラービト朝、ムワッヒド朝、マリーン朝の君主たちは、カスティリア王国などカトリック王国のレコンキスタに対し、イスラム教の勢力を維持し、タイファ諸国(後ウマイヤ朝滅亡後のイスラム小王国)を援助する名目でアル=アンダルスに影響力を及ぼそうとしばしば試みた。
音は、ゲルマン人の一派ヴァンダル人(アラビア語 アル・アンダリーシュ)の名前が訛って変化したものと考えられている。
スペインのカトリック両王によりアンダルスは征服され、その後イスラム、ユダヤ教徒の強制改宗や追放が行われた。アラビア語は禁止され、又言語純化政策の中でスペイン語(カスティーリャ語)の中の大量のアラビア語語彙も排撃の対象となった。 それにもかかわらず現在のスペイン語には四千語に渡るアラビア語系語彙が残存し、又南部アンダルシアやムルシアの文化、習俗はイスラム時代のそれを強く残している。イスラムによってもたらされた工芸、建築技術、農業技術などはスペイン全土にその影響をとどめている。スペインを象徴するアルハンブラ宮殿は 元々ナスル朝グラナダ王国の居城だった。 このことから、「カトリック両王は軍事的には確かにイスラムを征服したが、文化的には遂にイスラムを屈服させられなかった。」ともいわれる。
The above explanation comes from
出典: フリー百科事典"ウィキペディア"