Pandas, パンダ
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分類
その名の通りクマに似ているが、アライグマに近い特徴ももつ。そのため、クマ科に属するか、アライグマ科に属するか、独立したパンダ科(もしくは、ジャイアントパンダ科)に属するかの論争が長年繰り広げられていたが、遺伝子の解析により、クマの近縁であることが明らかになった(なお、上野動物園などでは旧来のジャイアントパンダ科の表記がまだ残っている)。
名称
日本では単にパンダと言う場合、レッサーパンダではなく、このジャイアントパンダを指すことが多いが、先に発見されたのはレッサーパンダの方である。なお、パンダという呼び名は、ネパール語で「竹を食べるもの」を意味する「ネガリヤーボンヤ」に由来するとされる。
身体的特徴
オスの体重は約100kg、メスは約80kgである。目の周り、耳、四肢、背中の両肩の間、が黒く、他の部分は白い。
第一中手骨(親指)側にある撓側種子骨と第五中手骨(小指)側にある副手根骨に指状の突起があり、その突起を利用して物を掴むことができる。撓側種子骨は人間の親指のように見えることから「偽の親指」や「第六の指」と呼ばれている。
目の周りの模様がたれ目のような形をしているため、一見かわいいように見えるが、実際の目は鋭く、また歯も牙のように鋭い。
生態
現在は竹林を住みかにし、笹や竹を主食にしているが、かつては他のクマ類と同様に肉食を含む雑食性であったと言われている。 昔は、動物園でも、肉を与えていた。その後偏食から笹ばかり食べるようになった。
群れや家族を形成せず、基本的に単独で行動している。他のクマ科の動物と異なり、冬眠はしない。メスの繁殖期は年に一度、3月から5月の間である。受胎が可能な期間は数日ほど。妊娠期間は3〜6か月で、通常1頭または2頭の子どもを出産する。生まれた子どもの体重は 85-140 g と非常に小さい。
かなりの数の飼育員や見学客などが実際に襲われていることからも分かるように、愛らしい外見に似合わず凶暴性も持つ。毛皮は、堅くて脂ぎっている。
生息地と保護
2004年に発表された調査では、現在、中国四川省北部の岷山山地、陝西省南部の秦嶺山地、甘粛省南部などに約1,600頭が生息している。中国では40か所のパンダ保護区を設けてジャイアントパンダを保護しているが、最大のものは四川省北部のアーベイ州にある臥竜自然保護区(約2,000)である。
まだ海外にパンダが広まって人気が出る以前、人に濫獲されていたため絶滅に瀕している。
なお、中国では、パンダの密猟は重罪とされている。現在は終身刑が最高刑であるが、以前は死刑が最高刑とされていた。
中国では生息地域だった土地の開発が進むにつれて、パンダが孤立する傾向にあり、繁殖期になっても交尾の相手が見つからないといった事態が起きている。また、パンダの食物である竹は数年に1度、一斉に開花し枯れてしまうため、この時期には食料にありつけず餓死してしまうことがある。
ワシントン条約で「今すでに絶滅する危険性がある生き物」として指定され、取引が厳しく制限されている。
ENDANGERED(IUCN Red List)
経緯
中国政府は各国との関係発展のために相手国にパンダを贈呈する、いわゆる「パンダ外交」を展開してきた。これが転じて、アメリカなどでは親中派が「パンダ・ハガー(パンダを抱く人)」という蔑称で呼ばれることがある。
日本においては1970年代にパンダの大ファンである黒柳徹子によって紹介され、その後日中国交正常化により上野動物園に中国から2匹送られたため、日本中にパンダ・ブームが起こった。
また2005年に台湾(中華民国)の比較的親中的な野党である中国国民党および親民党代表団が中国大陸を訪問した際に中国共産党側から台湾にパンダを贈る約束を取り付けた。これに対して対中警戒心の強い与党民主進歩党は極めて冷淡な態度を取っており、台湾ではこの件についてパンダが政治問題となっている。
日本国内でジャイアントパンダを見られる場所
東京都恩賜上野動物園:東京都台東区
神戸市立王子動物園:兵庫県神戸市
アドベンチャーワールド:和歌山県白浜町
関連項目
パンダコパンダ(1972年)
たれぱんだ
パンダイルカ(イロワケイルカ)
レッサーパンダ
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