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[Nature's Greens and Flowers みどりと花
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[Flowers; お花
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[HOLLAND, オランダ;
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H-holl-s039b; Dutch flowers,
オランダの花, 25 stamps, 切手25枚
被子植物門(ひししょくぶつもん)とは、植物の分類の主要な1グループ名。
日本では被子植物門の名称が一般的であるが、クロンキスト体系の分類名(Magnoliophyta)を直訳したモクレン門を使う研究者もいる。 ただし、新しい分岐学の知見から考慮するとモクレン門の呼称は、このグループの呼称には相応しくない。
顕花植物のうち、一般に花と呼ばれる生殖器官の特殊化が進んで、胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったものをいう。そのため被子植物と呼ばれる。心皮が発育して果実となる。 もう一つの分類群は裸子植物と言われ、これは胚珠が子房にくるまれておらず、果実も作らない。これは、裸子植物的祖先から、胚珠を保護するために大胞子葉がそれを包み込み、雌しべとなって密閉したものと見られる。これによって花粉が直接胚珠に触れることが不可能となり、花粉は雌しべの柱頭に着き、ここから胚珠まで花粉管をのばす形になった。
被子植物は大きく双子葉植物と単子葉植物の二つに分類される。
これは種子から芽が出てはじめに出てくる葉(子葉)の数からつけられた名称だが、それ以外にも大きく異なる点が存在している。1990年代以降、ゲノム解析の発展と共に登場したAPG植物分類体系の考えによれば、被子植物の進化の初期に、原始的双子葉植物群が分岐し、次いで単子葉植物が分岐した。残りが単系統群の真性双子葉植物(Eudicots)を形成している。したがって、単子葉植物はまとまった一群と見なせるが、双子葉植物はまとまった一群ではないと思われる。