商品コード: D-eekh-s00 - 切手リス squirrels フロント(片面のみ) ー 小売価格 ¥800
[GO TO Nature Index
P1 |
P2 |
P3 |
P4 |
P5 |
P6 |
P7 |
P8 |
P9 |
Previous Page |
Next Page]
[Animals;
いろいろな動物 Index P1 |
P2 |
P3 |
P4 |
P5 |
P6 |
P7 |
Previous Page |
Next Page]
[ Forest animals; 森
動物 Previous Page |
Index |
Next Page]
D-eekh-s00; squirrels,
リス, front, フロント(片面のみ)
リス(栗鼠)は、ネズミ目リス科に属する動物の総称である。リス科には、シマリス、プレーリードッグ、マーモットなど、49属254種が含まれる。滑空能力のあるモモンガ、ムササビもリスの仲間である。体重10gのアフリカコビトリス(Myosciurus pumilio)から体重9kgにもなるシラガマーモット(Marmota caligata)まで、大きさは多彩である。モモンガなど滑空する種は夜行性だが、その他の種は昼行性である。
リスには、樹上性リス(滑空する種も含む)と地上に住むジリスの、異なる2タイプがある。 樹上性リスは、ふさふさとした大きな尾を持つことが特徴である。主に樹上で生活し、種子、果実やキノコを食べ、種子を巣穴に保存する性質がある。基本的に単独行動をし、明確な縄張りをもつ種はすくない。また、寒冷地に生息する種でも冬眠はしない。
ジリスにはプレーリードッグ、マーモットなどが含まれる。尾が短く、草食性である。草原や草地などに巣穴を掘り生活している。森林限界を越えた高山に住む種もいる。家族を中心とした集団を形成し、なわばりをもつ種が多い。多くのジリスは冬眠をする。
シマリス類は、樹上生リスとジリスの中間的な存在であり、主に地上で暮らすが、木登りも巧みである。また愛玩動物として最も多く飼育されている種も環境適応力が高い事などを理由にシマリス属が多い。それゆえ近年、飼育環境から逃げ出した外国産シマリスによる日本国内の生態系の乱れが懸念されている。亜種にはホワイトシマリスと呼ばれる体毛が白いシマリスが存在し、たびたびアルビノ種と混同される。厳密にはアルビノシマリスは先天性色素欠乏症のため体毛が白く見え、赤目かつ他のシマリスと比較して体が脆弱であるといった特徴を持つ。一方、ホワイトシマリスは白毛かつ黒目の色素(因子)を持つ。見た目は目の色以外違う部分が認められないので混同されがちだが、両者の体色はその性質上全く異質のものであり、それぞれ区別されている。
リスはオーストラリアを除く世界各地に分布しており、樹上生リスは南アジアを中心に、ジリスは北アメリカを中心に分布している。
シマリス属やジリス属には、頬の内側に「頬袋」と呼ばれる袋状の構造がある。頬袋には柔軟性があり、たくさんの食物をしまっておくことができる。